スコア+パート譜セット
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【編成】
コントラバス五重奏(5 Contrabass/Double Bass)
【難易度】3.中級者向き
【原曲】
"Unter Donner und Blitz", Polka Schnell op.324 / Johann Strauss II
【編曲】
小室昌広 (Masahiro Komuro)
【演奏時間】約3分
*ヨハン・シュトラウスのポルカ「雷鳴と電光」をコントラバス五重奏にアレンジしました。
*このアレンジは、2011年頃にNHK‐BSで放映された、コントラバス重奏の楽曲だけで構成した番組「コントラバス・フレンズ」の為に作ったもの(冒頭に演奏されました)が原本であり、それをブラッシュアップしました。
*各パートの役割は明確に分かれています。その中で特殊なのは5番パートで、この楽曲の特徴でもある打楽器の効果を特殊奏法を用いて演出しています。
*5番奏者の特殊奏法は、複数の解放弦を指を使って掻き鳴らす「trem.pizz.」と楽器の各所を叩く奏法となっています。叩く場所は、楽器の表板か裏板(belly)と横板(side panel)と指板(fingerboard)です。バルトークピチカートも使われています。
指板は手のひらで弦を指板に当てるように叩いて、明るい音を出します。これはシンバルの音を模しています。ネックと本体の接合部分のあたりを使うのが安全かと思います。
横板は薄いので、指先を使って軽く叩くようにします。指を使うことで早い連打も可能になるでしょう。これは小太鼓の音を模しています。この奏法は4番奏者も少しだけ行います。
表板を叩くときは、大太鼓を模しているので、なるべく低い音が出る方法を探ってください。板が割れることは避けたいので、なるべく縁を叩くようにしましょう。
*このアレンジ原本の初演の奏者は、1番渡辺玲雄・2番吉田秀・3番山本修・4番黒木岩寿・5番小室昌広でした。
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