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スコア+パート譜セット
【編成】
ピアノ四重奏(Flute, Clarinet, Alto Sax in A, Piano)
【難易度】4.中級〜上級者向
【原曲】Le Tombeau de Couperin - "Rigaudon" / Maurice Ravel
【編曲】
齋藤真志男 (Mashio Saito)
【作者webサイト】
https://www.facebook.com/mashiomusic
【演奏時間】約5分
フランスの作曲家・ラヴェル晩年のピアノ独奏曲《クープランの墓》より第5曲「メヌエット」をピアノ、フルート、A管クラリネット、アルトサックスの変則的なピアノ四重奏に編曲しました。
2024年8月に仙台市で開催された「Summer Concert 2024」で演奏する為に書き下ろしました。
原曲はバロック時代の書法を意識して書かれた作品であり、ミルフィーユの様に重なった旋律線を一枚一枚別の色に染め直してもう一度重ねた様な、そんなイメージで書いています。個人的な印象ではラヴェルは管楽器に息の長い旋律を歌わせることを好んだ様なイメージがあり、それに倣って各学期にスポットライトが当たるように心がけました。
また木管楽器のそれぞれ特徴ある音色は組み合わせで新たなサウンドが生み出せるので、その楽しみも意識しながら書きました。
ピアノは伴奏的な扱いの部分が多くなっていますが、土台をピアノが支えていますので、原曲のイメージも残してより華やかな色合いにできたのではないかと思います。
ラヴェルは楽譜に書き込む音楽用語がフランス語のことが多いですが、演奏の簡便さに鑑みて、広く通用しているイタリア語の楽語に書き直してあります。
ラヴェル 組曲《クープランの墓》(ピアノ四重奏版)全3曲セット:
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「プレリュード(前奏曲)」(MB3317):3分強
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「メヌエット」(MB3299):約5分
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「リゴドン」(MB3298):約4分
で演奏会のメインプログラムとしてオススメです。
キーワード:ピアノカルテット ピアノクァルテット 木管アンサンブル 楽譜